DIARY(FEBRUARY,2010)

2010.02.25(THU)

春の兆しを漂わせたここ2、3日でしたが、今日は生憎の雨。また寒くなるのかと思いきや、意外とそうでもなかったりして。電車が蒸すぅ〜(笑)。ちょっと額に汗をかきつつもユニオン巡り@御茶ノ水。
SPARKS / WHEN DO I GET TO SING "MY WAY"
[CDS, LOGIC 74321234472, UK, 1994, USED]
  • WHEN DO I GET TO SING "MY WAY" [SPARKS RADIO EDIT] (3:45)
  • WHEN DO I GET TO SING "MY WAY" [VINCE CLARKE REMIX] (4:37)
  • WHEN DO I GET TO SING "MY WAY" [VINCE CLARKE EXTENDED REMIX] (5:24)
  • WHEN DO I GET TO SING "MY WAY" [PRO-GRESS MIX(V.10.3)] (8:40)
  • WHEN DO I GET TO SING "MY WAY" [MICROBOTS] (5:38)
もう40年以上も活動している大ベテラン、RONRUSSELLMAEL兄弟です。SPARKSも個人的には『未開のアーティスト』でよく知らないんですよね。でも、「KIMONO MY HOUSE」のジャケ写とRONのオールバック+ちょび髭だけは一度見たら忘れられません(笑)。コチラは1994年のアルバム「GRATUITOUS SAX & SENSELESS VIOLINS」からの1stシングル。TRACK2、3はご存知ERASUREVINCE CLARKE。いかにもERASURE的でホンワカとした作風はなんとなく予想できちゃいました(笑)。TRACK4を手掛けたのはPRO-GRESS(MARK STAGG)。キックの効いたアグレッシブなミックスになってて、コチラのほうが全然カッコイイ。MICROBOTSが手掛けたTRACK5はピコピコ系エレクトロ。歌は殆ど無いけれど兎に角カワイイ。
MICHAEL WATFORD / SO INTO YOU
[CDS, EASTWEST AMERICA A8309CD, GERMANY, 1994, USED]
  • SO INTO YOU [INNER CITY RADIO MIX] (3:50)
  • SO INTO YOU [INNER CITY CLUB MIX] (6:18)
  • SO INTO YOU [ALIVE VOX MIX] (4:30)
  • SO INTO YOU [ORIGINAL SMACK MIX] (4:30)
  • SO INTO YOU [FLUTE BOX VOX MIX] (7:05)
  • SO INTO YOU [CLASSIC CLUB MIX] (6:18)
CLUB CHART NO.1も納得の良質男性Vo.ハウス。TRACK1、2、6はBOBBY D'AMBROSIO、TRACK3、5はSMACK、TRACK4はJOHN ROBINSONがリミックス。個人的にはDEF MIXの血を引いたBOBBY D'AMBROSIOのリミックス群に一票ですかね。MICHAEL WATFORDですが、この後、R&B系ヴォーカリストを召集して結成されたROGER SANCHEZのプロダクション・BROTHERHOOD OF SOULCOLONEL ABRAMSJAY WILLIAMSらと共に参加するなど、ハウス畑で頑張っていました。今でも現役で頑張っているみたいですヨ。
SPIRITS / SPIRIT INSIDE
[CDS, MCA MCSTD2045, UK, 1995, USED]
  • SPIRIT INSIDE [SERIOUS ROPE 7" EDIT] (4:00)
  • SPIRIT INSIDE [ORIGINAL SERIOUS ROPE CLUB MIX] (6:57)
  • SPIRIT INSIDE [C.J.'S CLUB MIX] (9:16)
  • SPIRIT INSIDE [BIG BUMP MIX] (11:45)
  • SPIRIT INSIDE [MARSHALL JEFFERSON MIX] (7:59)
OSMOND LLOYD JR.BEVERLEY THOMASから成る男女デュオ。SERIOUS ROPEプロデュースによる歌モノハウスでございます。オリジナルのTRACK2はゴスペルコーラスとブライトなサビがイイ感じのノリノリ(笑)ハウスになってて◎。TRACK3はC.J. MACKINTOSH。オリジナルの良さを継承したイイ仕上がり。オルガンの使い方も流石です。TRACK4を手掛けたのはMARC AUERBACH & STEVE TRAVELLMARCA&Gとしても数々のリミックスを手掛けていた方ですね。コレは他と比べるとブライト度は落ちるのですが、後半にちょっとドラマティックな展開もあり、長編ながらも単調にならずに仕上げたところはお見事といったところでしょうか。MARSHALL JEFFERSONのTRACK5は若干バウンシーですが純ハウスって感じですね。Vo.を浮き立たせるような構成で歌モノ好きに好まれそう。
HAYWOODE / ARRIVAL
[CD, CHERRY POP CRPOP37, EU, 2010]
  • ROSES [7" VERSION] (3:49)
  • GETTING CLOSER [7" VERSION] (3:11)
  • SINGLE HANDED [7" VERSION] (3:48)
  • I CAN'T LET YOU GO [DETROIT 7" MIX] (3:47)
  • JELLY BABY (4:38)
  • YOU'D BETTER NOT FOOL AROUND [7" VERSION] (3:27)
  • I WANNA BE YOUR LOVER (4:13)
  • A TIME LIKE THIS [7" VERSION] (4:03)
  • MISSING YOU (5:03)
  • UNDER FIRE (3:18)
  • TEASE ME (3:39)
  • A TIME LIKE THIS [EXTENDED VERSION PART 1] (5:41)
  • SINGLE HANDED [EXTENDED VERSION] (6:28)
  • I CAN'T LET YOU GO [THIGH & MIGHTY MIX] (4:45)
  • GETTING CLOSER [EXTENDED VERSION] (6:21)
  • YOU'D BETTER NOT FOOL AROUND [EXTENDED VERSION] (6:09)
  • ROSES [EXTENDED VERSION] (6:06)
HAYWOODE嬢は80年代中期にUK CHARTを密やかに賑わしたダンス系アーティスト。最もメジャーなヒットとして「ROSES」(1986年 UK 11位)があります。「ARRIVAL」はHAYWOODEがリリースした唯一のアルバム。日本ではシングル曲をEXTENDEDに差し替えるなどの独自編集を加えて1986年にCD化されていましたが、結局他国ではCD化されなかったようです。ダンスフリークにとってはさぞ貴重な存在になっていたと思われるそのアルバムが、20年以上もの歳月を経て、オリジナルLP(2ndリリース)の内容にTRACK11以降の貴重なリミックスを加えたスペシャルエディションとして再リリースとなりました。インタビューを交えたキャリア紹介、フルディスコグラフィー、リリックまでついた内容充実のライナーも貴重でしょう。正直なところ、私は殆ど思い入れが無いというか...少なくとも意識して聴いたこと無いんですケドね(笑)。TRACK2、TRACK6等のプロデュースを手掛けていたのはSTOCK, AITKEN & WATERMANS.A.W.といえば、KYLIE MINOGUERICK ASTLEY等々の実績からも、イメージとして直感的にユーロビートを思い浮かべるのが普通だと思いますが、このHAYWOODEの楽曲は全般的に洗練されたアーバンディスコといった趣で、しかもそれらのクオリティの高さには今更ながら驚いた次第です。オススメです。因みにTRACK7はPRINCEの カバーです。
HAYWOODE、久々に大当たりを引いたって感じです。80年代をリアルタイムに過ごしてきた私ですが、未だにこんな発見が出来るんだなぁと。やはり、音楽の世界は広い(笑)。若干大げさですが、コレクションする楽しみ以前に、良い音楽と出会う純粋な喜びみたいなものを味わえた気がしました。
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