DIARY(JULY,2001)

2001.07.11(TUE)

今回は通販。 以前、ROBBIE PATTONのレアCDでお世話になったCRUISIN' MUSICさんです。 ココのAOR系ラインナップは半端じゃないと思いますよ。
PATRICK SIMMONS / ARCADE
[CD, WARNER-PIONEER WPCP4151, JAPAN, 1991, USED]
  • OUT ON THE STREETS (4:00)
  • SO WRONG (3:22)
  • DON'T MAKE ME DO IT (2:55)
  • WHY YOU GIVIN' UP (4:00)
  • TOO LONG (4:06)
  • KNOCKING AT YOUR DOOR (3:43)
  • IF YOU WANT A LITTLE LOVE (3:29)
  • HAVE YOU SEEN HER (4:07)
  • SUE SAD (3:20)
  • DREAM ABOUT ME (3:04)
DOOBIE BROTHERSのメンバー、PATRICK SIMMONSによるソロ作品。 邦題は「メロウ・アーケード」。 まず、軽快なロックンロールナンバー・TRACK1で幕を開けます。 実に気持ちがイイ。 切れ味が違う。 もしかしたら、このような”まるっきりドゥービーズ”的な爽快な曲ばかりでも十分楽しめたかもしれません。 しかし、それに止まっていない辺りがこのアルバムをより味わい深いものにしています。 シングルヒットとなったTRACK2(1983年 30位)も歯切れの良いカッティングとミューティングが印象的な曲。 思わず一緒にハンドクラップしたくなるTRACK3は、HUEY LEWISが1stアルバムで演っていたナンバー。 MICHAEL McDONALDのスタイルがモロに滲み出ているTRACK4は、切な気でいて洗練されたAORサウンド。 TRACK5もバンド後期のサウンドを感じさせるAOR寄りな曲。 ハード路線のTRACK6もあり。 凝ったアレンジにホーンを巧みに盛り込んだTRACK7も耳に残ります。 TRACK8ではCHI-LITESのカバーで、意外にも(?)ソウルフルにキメてくれてます。 この曲、HALL & OATESとかが演っても凄く良さそうだな...。 凝った音と言う意味ではTRACK7にも引けを取らないTRACK9。 締めのTRACK10は、再び都会的(今となってはこの表現は分かり難いのかも)なAORスタイルで。 と言った感じで、”AORな一枚”と安易に片づけてしまうには勿体無い位、バラエティに富んだ充実の内容です。 参加しているゲストも豪華。 ソングライティングにはCHRIS THOMPSON(TRACK1、2、4、5、7)。 先にも書いたMICHAEL McDONALD(TRACK1、4、8)をはじめとする、かつて活動を共にしたメンバー達も名を連ねます。 TOM JOHNSTON(TRACK1)、JEFF BAXTOR(TRACK4、10)、JOHN McFEE(TRACK1)、CORNELIUS BUMPUS(TRACK4)など。 残念ながら現在は廃盤で少々レアですが、TOP40マニアのみならず、多くの人に聴いてもらいたいオススメな一枚。
ご丁寧にメールで入荷のご連絡を頂き、目からウロコ状態でした。 激・感謝です。
HOME ›› DIARY ›› 2001 ›› 2001.07.11(TUE)  ¦  PREVIOUS DIARY  ¦  NEXT DIARY