DIARY(MARCH,2001)

2001.03.03(SAT)

雛祭りだったのかぁ〜...ウチは男の子なんでついつい忘れるわい(^_^;)。 今日はお友達からのプレゼントを紹介。 xanaduさんからは80sな人にとっては忘れられないあの曲。 マロンさんからは2大リミキサーのコラボレートシングルを。
VAPOUR TRAILS / VAPOUR TRAILS
[CD, WARNER BROS. WPCR-40478(CD-R WRITING), JAPAN, 1979]
  • DO THE BOSSA NOVA (3:11)
  • DON'T WORRY BABY (3:52)
  • NIGHT PEOPLE (3:36)
  • TRUE LOVE (3:50)
  • IT'S ALL RIGHT (3:16)
  • SLOW DANCING (3:25)
  • MODERN LOVE (2:56)
  • NON MERCI (3:17)
  • HOLD ON TO SOMETHING GOOD (3:10)
  • STRANGE CONVERSATIONS (3:39)
  • THROW DOWN THE DICE (3:43)
  • FALLING (2:45)
80s...私の音楽の原点はやはりココにあります。 詳しいことはABOUT MEに書いてるけど、本当に現在とは比べ物にならないくらい真剣に洋楽を聴いてました。 チャートヒットを追いかけながら、次々に排出される名曲・ヒット曲に舌鼓を打つ...なんて日々を送っていたっけ。 プロモーションビデオという音楽と映像の画期的なコラボレートの誕生も衝撃的でした。 ビデオの話題でハズせないのはMTVBEST HIT U.S.A.という2大音楽番組。 生憎両者とも深夜枠での放送だったこと、まだ”一家に一台ビデオ”にまで至っていなかった時代で、例に洩れず家にもビデオはなかったこともあり、欠かさずに見ていたとは決して言えないけどネ(笑)。 当時見たPVについては徐々に記憶が薄れてきているものの、不思議なことに番組のオープニングなんてのはいつまでも覚えていたりします(笑)。 MTVならアメリカンハードロック風ギターサウンドをバックに発射するロケット、”MTV”と書かれた旗を月に立てる宇宙飛行士...とかね(笑)。 BEST HIT U.S.A.ならレコードジャケットがパラパラと高速に捲れていくアニメーションに爽やかなフュージョン系サウンド。 このバックに流れていた音楽、凄くインパクトのある曲でしたよね。 歌に入るかは入らないかのところで小林 克也氏が登場していたもんだから、余計あのイントロ部分が印象深く脳裏に焼き付いてしまったのかも(笑)。 しかし、洋楽を聴き始めてから早15年、あの番組以外では一度も聴いた事がない。 私もそうですが『番組オリジナル曲だったんじゃ?』と思っていた方も多いでしょう。 前振りが異様に長かったんですが(笑)、気になっていた方、お待たせ致しました!! 今回めでたくココに紹介できることとなったVAPOUR TRAILSのこのアルバムに収録されているTRACK2(邦題は「サーフサイド・フリーウェイ」)。 これがあの名曲です!! リリースされてから20年の歳月を経て1999年にめでたく初CD化。 今の今まで未CD化だったのが不思議なくらいですよね。 数年前、その名も「BEST HIT U.S.A.」と言う日本独自編集のコンピレーションCDがリリースされた時はてっきり収録されていると思ったのに...。 多分同じように思った方は多いんじゃないかなぁ。 グループ名はヴェイパー・トレイルズって読みます。 セッションミュージシャンとして活躍していたイギリスの3人組で、イギリス人らしからぬ非常にアメリカナイズされたフュージョン系の爽やかな楽曲を聴かせてくれます。 プロデューサーにLARRY CARLTONを迎えた本作は、言わば極上のウェストコースト風サウンドを詰め込んだ玉手箱。 全てが例の曲路線という訳ではなく、ジャズロック風のものやピアノが美しいバラードなどもあり、聴き手を飽きさせないバラエティに富んだ内容です。 先にも書いたけど、セッションミュージシャンだけあって演奏テクニックはカナリのものだし。 純粋にVAPOUR TRAILSの作品としても楽しめる高い完成度を持っているが故に『何故ヒットしなかったんだろう?』と疑問を抱いてしまいます。 さぁ、これを読んで謎が解けたそこのアナタ!! レコ屋に走りましょう(笑)。 忘れかけていたあの頃の思い出を甦らせてくれるのは勿論、全ての曲を聴き終えた後にはノスタルジーの一言では済まされない充実感がアナタを包み込んでいるでしょう。 個人的にはPILOTの「MAGIC」を初めて聴いた時と同じ感動が甦ってきました(笑)。 国内盤ならではのライナーノーツも必見。 BEST HIT U.S.A.の制作に係わっていた大友 博氏により執筆されていて、当時の思い出話を織り交ぜた非常に興味深い内容となってます。
COLLABORATION / DO IT PROPERLY
[CDS, STAR69 STARCD504, US, 2000]
  • DO IT PROPERLY [RADIO MIX] (3:37)
  • DO IT PROPERLY [VICTOR & PETER'S NY CLUB ANTHEM] (11:12)
  • DO IT PROPERLY [JOHNNY VICIOUS CLUB ANTHEM] (10:45)
  • DO IT PROPERLY [RALPHI'S EPIC MIX] (8:23)
  • DO IT PROPERLY [MARK PICCHIOTTIS PROPA HOUSE MIX] (7:52)
  • DO IT PROPERLY [ROBBIE RIVERAS SUNSHINE MIX] (5:59)
  • DO IT PROPERLY [THAT KID CHRIS HOT BEATS] (5:00)
  • DO IT PROPERLY [VICTOR & PETER'S ACCAPELLA] (1:27)
C + C MUSIC FACTORYの中心人物だったDAVID COLE & ROBERT CLIVILLESのリミックスアルバム「GREATEST REMIXES VOL.1」に収められていたナンバー。 一時代を築いた名リミキサーの作品が現在第一線で活躍するリミキサー達の手によって息を吹き返しました。 夢の共演と言えば、かつてHEX HECTORSOUL SOLUTIONなんて顔合わせもありましたが...。 今回のメインはNYのクラブシーンをリードするVICTOR CALDERONECLUB69ことPETER RAUHOFERがタッグを組みました。 PETER ROUHOFER色が若干色濃い印象のTRACK2は10分を超える大作。 如何にもフロア栄えしそうな切れの良いハードな仕上りですよ。 トラック名を見れば一目で分かる豪華リミキサー陣にも驚きです!! ハウスの特徴とも言える覚醒性を持ったシンセをフィーチャーしつつ、疾走感をより一層増幅させたJOHNNY VICIOUSのTRACK3もナカナカです。 シンプルながらもキックの効いたリズムと重厚なシンセでフロアを揺らしそうなRALPHI ROSARIOのTRACK4。 フィルター系なら十八番のMARK PICCHIOTTIもTRACK5で個性を十分に発揮。 速めのピッチにジャジーなピアノの合いの手を入れたり、スクラッチをフィーチャーするなど、他のミックスとは一線を臥す仕上りです。 ブリブリベースと爽やかに連打されるピアノが素敵なROBBIE RIVERASのTRACK6もカッコイイよ。 トライバルなDUB系に仕上がったCHRIS STAROPOLIのTRACK7。 CDSなのにフルアルバム並みのボリュームですが、これほどの充実した内容を持ったCDSって滅多にないですよね。 コレは聴かねば損ですぞ!! 個人的にはTRACK2、5、6辺りが気に入りましたが、皆さんにとってお気に召すのはどれなんでしょうか?
枚数は少なくてもこの内容の濃さ(笑)。 全く畑違いの2枚だけど、幅広く洋楽を聴かれる方には両方オススメ。 最後に...xanaduさん、マロンさん、本当にアリガトネ〜(^◇^)/
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